良い治療を受けるためには
歯科医院に行って、歯の理療を受けるとき。
よくわからないからといって、歯科医師の言うことにハイハイ従っていませんか。
もちろん歯科医師はあなたのために最良の治療法を提示してくれますし、客観的に見ればそれが最良と言えるのかもしれません。
ただ、治療を受けるのはあなたです。
納得いくまで説明を聞き、あなたにとっての最良の判断を下すことが大切です。
歯科治療は選択を迫られるシーンがたくさんあります。
普段から関心を持ち、いざという時に最良の選択肢を選べるようにしましょう。
最も多いケース
最も選択を迫られることが多いケースは保険治療にするか、自費治療にするかでしょう。
歯科治療には保険治療と自費治療が混在し、大変分かりにくい印象を受けます。
結論から言えば、大小限らず虫歯を削って代替物を詰める治療も、また歯を抜いて部分入れ歯にする治療や、あるいはブリッジにする場合も、たいていの治療は保険が適用されます。
ただ、これは保険で決められた治療材料を使用した場合の話です。
つめ物により優れた材料を使ったり、見ばえがよく変質や変色のないセラミック製のものをかぶせれば自費の治療になり、費用もそれだけかかります。
まずは、保険の治療、自費の治療の違いを知り、それぞれのメリットと費用をよく聞いて治療法を選ぶ、これが歯科治療を受ける際の基本中の基本です。
信頼できる歯科医師に出会うことが大切
保険治療か自費治療かの選択も大事ですが、自費でお金がかかったからいい治療、とは限りません。
大切なのは、ご自身に合った治療を選べる環境を整えておくことです。
そのための1つの要素として、信頼できる歯科医師に出会うことが不可欠といえるでしょう。
きちんと説明をしてくれるか、歯磨きなど予防面に力を入れているか、などを目安にし、ご自身が話しやすい人柄であるというのも選択肢に入れても良いでしょう。
正しい判断をするには専門家のアドバイスが必要です。
相性の良い信頼できる歯科医師に出会うことが、良い判断を下せる環境を作り出すのです。