歯磨きの回数やタイミング
1回の歯磨き時間、どれくらいとってますか?
お風呂に入るのが早い人のことを烏の行水と言ったりしますが、あなたの歯磨きも烏の行水だったりしませんか?
歯には凸凹もありますし、奥の方は入り組んでいて磨きにくいものです。
短時間で終わらせてしまいたいお気持ちに共感はできますが、磨き残しがあるかもしれませんよ。
では今回歯磨きにかける時間、1日の歯磨きの回数、そのタイミングなどをご紹介していきます。
1回の歯磨き時間
歯磨きにかける時間に厳格に何分かけなさいという決まりはありません。
歯医医師の方や歯科衛生士の方がやっている歯磨きの時間を参考にさせてもらうと、平均時間15分だそうです。
歯磨きの目的は虫歯の原因であるプラーク(歯垢)を落とすことですね。
そのプラーク(歯垢)は歯にべとべとにへばりついているため、こそげ落とすのにそれ相当の時間がかかるのです。
1つの歯につき、歯の表面に歯ブラシをちゃんと当て10回ほど磨かないと落ちないのです。
そのため全てのプラーク(歯垢)を落とすのに15分ほどかかってしまうというわけです。
1日に何回歯を磨く
これも厳密に決まっているわけではないのですが、歯医医師方や歯科衛生士の方がやっている歯磨きの回数は1日に3回です。
毎食後ということですね。
食べかすが歯の表面に残っている時間が長ければ長いほど、虫歯になる危険性が上がりますから毎食後がベストなのは理解できますね。
その3回の中でも最もしっかり磨かなくてはならないのは、夕食後の歯磨きです。
虫歯菌の多くは唾液の分泌量が落ちる眠っている間に作られるため、眠る前には特にしっかり磨くかなければなりません。
夕食後、眠る前の歯磨きは特に重要なんですね。
歯磨きのタイミング
毎食後歯磨きをするとして、食事を終えた直後に磨いてもいいものでしょうか。
実は歯は食事のたび毎回少し溶けています。
この溶けた状態の時に歯ブラシで磨いてしまうと、歯の表面を削って炒めてしまうことになりかねません。
食事後のはの溶けた状態が収まった後に磨くのがベストです。
磨くのに適した時間は食事後、およそ30分後です。
いかがでしたか。
毎日の行う歯磨き、少しでも歯にとって良い環境を作ってあげられるといいですね。