歯にいい食べ物って何?
歯を大切にしたいと思うと、なにか歯のためにできることはないかなと思いますよね。
第一はもちろん歯磨き。他には何かないかな・・・食べ物?
今回は歯の育成に良い食べ物を調べてみました。
では早速みていきましょう。
りんご
歯と言えばりんご。
CMでは、かじって健康な歯のアピールにも使われますよね。
ではそれだけではなく、歯の健康にもいい食べ物なんです。
りんごはビタミンAが豊富で、歯のエナメル質を強くするのにとても大切な成分なんです。
また、りんごに含まれるリンゴ酸はステインが定着するのを防ぐ効果があります。
口臭対策に有効な殺菌・抗炎症作用もあります。
鮭
鮭はビタミンDとカルシウムを多く含んでいます。
ビタミンDは脂溶性であるため、脂肪に富んだ魚、さんまやうなぎなどに多く含まれています。
他にもキクラゲや卵黄にもビタミンDが含まれています。カルシウムの多い食品と取ると吸収が良くなります。
ビタミンDやカルシウムが不足すると歯の再石灰化が不十分となってしまいます。
乳製品
歯は大部分がカルシウムでできています。
食品からカルシウムを摂ることが重要なのですが、食品に含まれているカルシウムが全て体に吸収されるわけではありません。
最も吸収率の高い牛乳・乳製品でも50%ほど。半分は吸収されないのです。
乳製品、豆類、魚類、野菜、海藻類の順に吸収率が高くなっています。
カルシウムは他の栄養素と組み合わせて摂取することにより、吸収率を高めることができます。
ビタミンDやクエン酸、フラクトオリゴ糖はカルシウムの吸収を高めてくれる栄養素です。
乳製品が歯にいい理由はもうひとつあります。
乳製品に含まれる乳酸菌には歯の衰えを予防する効果があると言われます。
特にチーズはたんぱく質、カルシウム、リンが豊富で、口の中の酸から歯を保護してくれるはたらきがあります。
ごぼう
身体に良いと言われる食物繊維を豊富に含む食べ物です。
噛めば噛むほど、食物繊維の繊維質が歯を掃除し、歯に付着してしまうプラーク(歯垢)を抑制してくれます。
よく噛むことで唾液の分泌を促進する効果もあります。
唾液がたくさん出ることで、プラーク(歯垢)が蓄積しにくくなります。