歯茎の色もキレイにしたい!
歯を白くてもなぜか笑顔がくすんで見える・・・
そんな方は歯茎の色が問題なのかもしれません。でも安心してください。
実は歯科医院で歯茎の色を改善することができるんです。
では早速みていきましょう。
どうして歯茎の色は黒くなるの?
歯茎の黒ずみはメラニン色素が原因となる場合が多いです。
メラニン色素はタバコやカフェインなどのな刺激から歯茎を守るために発生します。
私たちにとってはイヤな黒ずみも、身体が自分を守ろうとする自衛本能から来るものなのですね。
タバコを吸う習慣のある人は、メラニン色素が沈着しやすく歯茎の黒ずみが見られます。
他にも歯周病や差し歯が原因になることがあります。
どうやって改善する?
・ 歯科医院用のレーザー
特に喫煙による色素沈着に有効な方法です。
レーザーを照射することによって沈着色素を除去する方法です。
痛みはほとんどなく、治療効果も現れるのも早いですし、
お気軽に試せる方法です。
・ ガム・ターンオーバー法
こちらも喫煙による色素沈着に有効な方法です。
まず歯茎の表面に塗るタイプの麻酔を塗布します。
歯茎にフェノール・アルコールという専用の薬品を塗り、五分ほど待ちます。
この薬品で腐食させ、新しい歯肉を再生させることで、
キレイな歯茎を取り戻す方法です。
お肌のケアでもあるケミカルピーリングに似ていますね。
お薬塗布直後は歯茎が白くなりますが、
これは皮膚でいうかさぶたのようなものです。
この白っぽいかさぶたは、数日中に自然にはがれます。
痛みは施術直後は麻酔が効いているため感じません。
歯茎が剥がれ落ちる際にヒリヒリする場合がありますが、すぐ治ります。
・ 歯石除去
歯周病が原因の黒ずみには、歯石を除去して口腔内をクリーニングする方法が
最も効果的です。
歯茎の色だけでなく、歯に影響する歯周病治療のためにもクリーニングを
お勧めします。
・ 差し歯を非金属性セラミックに替える
差し歯や被せものなどの金属が原因の黒ずみの場合。
金属部分をセラミック製のものに替えると効果を発揮します。
これらはそれぞれ、黒ずんでしまった原因を突き止めたうえでの治療になります。
まず歯科医師に相談してその原因を追求するところから始めてみてはいかがでしょうか。
喫煙が原因の場合、歯茎の黒ずみに関しては1年ぐらいで再発をしてしまうことも多いようです。
歯を清潔に保つことはもちろんですが、歯茎のケアにも気を配ることが、素敵な笑顔を保つ秘訣です。