歯を削らないパーフェクトなホワイトニング!FAPホワイトニングとは?
ホワイトニングは日本で生まれました。
ですが日本では許認可が下りずに、ヨーロッパやアメリカで発展し、
今やそちらが本場になっています。
歯科医院で行われるオフィスホワイトニングの薬剤も、
ほとんどがヨーロッパもしくはアメリカ製。
日本人としては少し悔しい気がしてしまいます。
そんな中、日本で生まれたホワイトニングが、
歯を削らずナチュラルな仕上がりにできるらしいと聞いて、詳しく調べてみました。
FAPホワイトニング
FAPホワイトニングとは、FAP(フッ化アパタイト)という薬剤を用いて行うホワイトニングのことです。
FAP(フッ化アパタイト)などの効果で、歯を白くしながら、同時に歯の表面に強化カルシウムの層を作るのが特徴です。
歯を傷めることもなく、歯の表面を強化し、虫歯予防もできる画期的な方法です。
しかも歯を一時的に白くするだけでなく、その白さを長時間にわたり保ち続けることができます。
施術の流れ
まず通常のホワイトニング同じく、ホワイトニング剤を塗布して着色汚れを取り除きます。
FAPを塗布し、歯に吸着させ、強化カルシウムの層を5層ほど重ねます。
一層一層がすりガラスの役目をし、日本人特有の歯の黄ばみを覆い隠してより白い歯にしてくれます。
FAPを吸着させると歯の表面が滑らかになり、ステインが付着するのを防ぐことができます。
通常のオフィスホワイトニングでは着色汚れがまた付いてしまい、定期的に受けないと効果が持続しないというデメリットがありますが、FAPホワイトニングを行うと、歯の白さを持続させることができるようになります。
さらに、歯が強化され、虫歯になりにくくなるというメリットもあります。
特に日本人は、エナメル質が薄い傾向にあるので、FAPは非常に適しているといえます。
FAPホワイトニングの料金
FAPホワイトニングの料金はクリニックによって異なりますが、一般的な5回コースで10万円くらいが目安となっています。
1回のみで施術を受けられる歯科医院いるもありますが、1回だけでは希望通りの白さにならない可能性が高いです。
一般的なホワイトニングと比べると効果が現れるのに時間がかかり、通常5~10回との通院が必要になります。
速効性を求められる場合には一般のホワイトニングの方が適していると言えます。