歯ぎしりには種類があった!あなたのタイプはどれ?
歯ぎしりには種類があるのをご存知ですか。
ギリギリと音を立てるものだけでなく、実は音が出ない歯ぎしりもあるのだとか。
実はほとんどの人がしているという歯ぎしり。
より深く知るために、歯ぎしりの種類とタイプ別の症状を調べてみました。
歯ぎしりの種類
グラインディング
歯ぎしりをなさってている方の中で、最も多いと言われているのがグラインディングです。
上下の歯を強く噛んだ状態で、横に滑らせるような動きをします。
ギリギリとした音が発生することが多く、気づきやすいです。
睡眠中に発生することが多く、歯の擦り減りが起こりやすいことが特徴です。
歯の表面のエナメル質が擦り減り、内部の神経がむき出しになって
歯がしみる知覚過敏になるかもしれないので、すぐに対処した方がいいでしょう。
クレンチング
上下の歯を強く噛みしま、食いしばる歯ぎしりのことをいいます。
グラインディングと違い、横にこすり合わせることはありません。
音をたてることがないため、他人に指摘を受けることも無く、気づきにくいという特徴があります。
就寝時に連続してクレンチングを行っているという方が多く、
想像以上に大きな力が歯やアゴに加わってしまいます。
クレンチングをしている人は頬の筋肉に力が入るため堅く膨らんで見えることがあります。
タッピング
上下の歯をカチカチと連続的に速く噛み合わせる歯ぎしりのことをいいます。
具体的には下のアゴが上下に素早く動くような運動です。
比較的少ないタイプの歯ぎしりです。
歯やアゴに強い力が加わりにくいので、タッピングタイプの方はあまり悪影響はありません。
ですが、ストレスなどの何らかの原因があるはずなので対処はしたほうがいいでしょう。
歯ぎしりが歯に及ぼす影響
歯への影響
・ 歯の噛み合わせの部分がすり減る
・ 歯にヒビが入る、欠ける、折れる
・ 詰め物やかぶせ物がはずれる
・ 歯がしみる(知覚過敏)、痛みが出る
アゴへの影響
・ 顎関節症になる(アゴが痛む、口が開かない、アゴから音が鳴るなど)
その他にも頭痛や肩こりなど、身体へのさまざまな悪影響があります。