ホワイトニング成分、PEG-8を詳しく知りたい!
歯のホワイトニングを考えていらっしゃる方、いらっしゃいますよね。
薬剤の成分も気になったりしませんか。
今回はいろいろある成分の中から身近で割と優しい作用である成分、PEG-8のことを調べてみました。
ではみていきましょう。
そもそもPEG-8とは
PEG-8とはポリエチレングリコール8の略称です。
毒性がなく、水にも油にも溶けるのが最大の特徴ですね。
また低価格で、大量に作ることができます。
この使い勝手のいい性質と低価格さから歯磨き粉のみならず、皮膚用のクリームや化粧品など、あらゆる製品に使われています。
PEG-8が色素沈着を落とす仕組み
想像してみてください。
お口の中は唾液や歯磨きときのお水など、結構お水にさらされています。
それでも歯の色素沈着は起こりますよね。
ということはホワイトニングに頼りたくなるような色素沈着は、油性であることがわかります。
ここで、PEG-8の油によく溶けるという性質が活きてきます。
PEG-8は歯の表面についた水に溶けない汚れに馴染みます。
そして、PEG-8の水にもよく溶けるという性質があるとお伝えしました。
はがした後の汚れをPEG-8と一緒に水に溶けて、引っ張り剥がすように歯の表面の色素沈着を落としていくことができるのです。
PEG-8配合の歯磨きで代用できる?
もちろんPEG-8が配合されていれば、その恩恵を受けることはできます。
ですが、ホワイトイング用の薬剤とは効果は違います。
PEG-8配合の歯磨き粉はあくまで毎日の予防用であるという認識でいる方が良さそうです。
PEG-8配合の歯磨き粉
総合感冒薬で有名なジキニン錠など全薬工業株式会社さんのグループ会社さんが出されている、オーラパールです。
なんと開発期間に8年間も費やされたのだとか。
成分表にマクロゴール400(PEG-8)と記載があります。
歯の美白成分と歯周病予防成分を同時配合した日本初の製品として注目されています。