どうして歯並びは悪くなるの?
歯列矯正しようかなと思っていらっしゃる方にまず、
考えていただきたいことがあります。
それはご自身の歯並びが悪くなってしまった理由。
この理由を改善しない限り、歯列矯正をしてもまた元に戻ってしまうことになります。
時間も費用もかかる歯列矯正の効果を棒に振りたくはないですよね。
今回は歯並びが悪くなる理由を調べてみました。
そもそもどうして歯並びが悪くなるのか
・ 歯やアゴの大きさ
歯の大きさは遺伝の要素が大きいです。
歯が大きいと、アゴに収まりきらなくなり、
歯並びが悪くなる傾向があります。
アゴは若い世代は小さい傾向があります。
小さいとアゴにはが収まりきらず、歯並びが悪くなってしまいます。
・ 幼児期の指しゃぶり
乳歯が生える2歳半〜3歳のころに指しゃぶりをしていると、
上下の噛み合わせが悪くなることがあります。
爪を噛むことも同じように噛み合わせを悪くしてしまいます。
・ 乳歯の虫歯
乳歯はエナメル質が柔らかく、歯に小さな溝が多いです。
また子供はうまく磨けていないことが多く、虫歯になりやすいです。
虫歯になっても治療をせず、生え変わるからと放置されることもあります。
そうすると永久歯が正しい位置に生えず、
その歯の後に生える他の歯も正しい位置に生えることができません。
・ 口呼吸
無意識のうちに口呼吸をしている人が増えています。
口呼吸をしていると、その状態を身体が記憶してしまい、
下アゴが後ろに引っ張られ、
唇や歯や舌のバランスが崩れたままになってしまいます。
また下アゴが後ろに行くと前歯が出ているようにも見えます。
実際口の周りの筋肉がゆるむので、
口元のたるみ、ゆがみの原因にもつながります。
・ 舌の癖
舌の位置が正しい位置にないと歯並びが悪くなる可能性が高くなります。
いつも同じところを押してしまったり、
触ったりする癖がついてしまうからです。
押された歯は前に出てきてしまいます。
・ 頬杖をつく
アゴに余計な力がかかり、歪んでいきます。
それに連動して歯も歪んでいきます。
横向きに寝るのも同様に良くない姿勢です。