どんな歯でも芸能人の歯に⁈ ラミネートベニアとは

ホワイトニングの一種、ラミネートベニア。

ラミネートと言えば、紙などを貼り合わせて丈夫にする加工のイメージですよね。

そしてベニア。ベニヤ板？まさか！

今回はラミネートベニアという謎のホワイトニングについて調べてみました。

ではみていきましょう。

　　ラミネートベニアとは

 ラミネートベニアとは、歯の表面のエナメル質を0.5mmほど削り、薄い素材を歯科用接着剤で貼り付けることを言います。

貼り付ける素材のことをシェルといいます。

先ほどのラミネートとベニヤ板、あながち間違いではなかったんですね。

ラミネートベニアは歯の色、形、大きさ、歯のすきま（軽度）、歯並び（軽度）を改善することができます。

一般の歯科医院ではなく、審美歯科の領域になりますので保険治療適応外となり、自費診療で行われます。

費用は１本10万〜15万円くらいです。

　　ラミネートベニアが適している場合

ではどんな場合がラミネートベニアに適しているのでしょうか。

歯の色が変色している場合

ラミネートベニアは貼るという特性から、ホワイトニングでは白くなりにくい方の歯の色の改善として適しています。

また唇側の歯の表面だけを削るので、治療期間も短縮され比較的気軽にできると認識されるようです。

白さも自由に決めることができるため、芸能人の方のような真っ白い歯にすることもできます。

また、歯の色を長期的に保つことができます。

歯の形がいびつな場合

噛み合わせに問題なければ少し歯の大きさを変えたり、歯の形を変えることもできます。

歯の形をそろえたりして、バランスのとれた歯並びにすることができます。

歯の隙間（すきっ歯）の場合

ラミネートベニアは、歯の隙間、いわゆるすきっ歯の改善もできます。

隙間の両隣の歯を少し大きく加工して、歯の隙間をキレイに埋めることができます。

ただあまりに両隣の歯を大きくすると、かえって不自然位なってしまうため、軽度のすきっ歯の改善が可能とご理解ください。

歯並びが悪い場合

ちょっとした歯と歯の段差や歯並びも、ラミネートベニアで整えることができます。

ですが、これも軽度であることが条件で、全体的にガタガタしてる場合は難しいです。