もっともカンタンに血行を良くする方法⁈
冬になると手足の冷えが特に気になりますよね。
運動をして血行を良くしたら、冷え性の改善に役立つとわかっていてもなかなかできないもの。
そんなあなたに朗報です。
もっとも簡単に血行を良くする運動をご紹介します。
噛むことで血行が良くなる
心臓は血液を全身に送り出すポンプのような役割をしています。
そして全身の筋肉、特にふくらはぎは第二の心臓と言われるくらい、下半身から心臓へ血液を送り返す役割をしています。
身体の中に第三の心臓があるとしたら、それはお口の噛むという運動です。
脳の血液循環や、新しい血液を送ったり、古くなった血液を心臓に送り返す役割を担っているのです。
脳の血行のためには飴よりガム
噛むという運動について、脳がどのような影響を受けているのか、脳の実験が行われました。
安静にしているとき、ガムを噛んでいるとき、飴を舐めているときの血流を調べたのです。
ガムは歯の根っこの部分に、噛む刺激が伝わるため効果的なのですが、飴だと血流量に変化はなかったそうです。
いつまでも噛めるように
年齢を重ねるにつれて、歯を失ってしまうリスクが高くなります。
歯が減ってしまうと、満足に噛むという運動ができなくなります。
たとえ足腰に不安が出てきて、外出が難しくなっても、噛むことは比較的ずっとできる運動です。
いつまでも噛んで、運動をつ付けることで、脳への血流を促すことは認知症の予防にもつながります。
よく噛むお年寄りに元気な方が多いというのも、このことの証明といえるでしょう。
またよく噛むことで、胃腸などの消化器官への負担も減り、病気リスクを減らすことが期待できます。
体重を適正に保つことにも役立ちます。
柔らかく、食べやすいものが増えた我々の食生活ですが、噛むことをもう一度見直してみてはいかがでしょうか。